小説プロローグ

僕の家の隣には不思議な家族が住んでいる。 僕の名前は久伊豆独路、クイズという少し変わった趣味を持つ高校生だ。僕は毎朝、登校する前におとなりさんへ幼なじみを迎えに行くことになっている。というわけで、僕は今おとなりさんの家の門、「音鳴」と書かれ…